「ジャパン・ドローン2016」会場のある千葉で宅配実用化の動き

かねて進められていた千葉市のドローンを利用した宅配が来月にも実証実験が実施される模様。

ドローンの宅配サービス 千葉市で来月実証実験へ 3月24日 21時07分 NHK NEWS WEB

さらに建設中のマンションをドローン宅配仕様にするということだ。
具体的にどういう仕様なのかはわからないし、使われるドローンの大きさも飛行時間もわからない。ただおそらく問題になるのは、美浜区ということで潮風とビル風による「強風」、ドローンの大きな羽音による「騒音」、人口集中地区のため住民の「理解」を得る難しさなどがあるだろう。
強風に関してはオクトコプター等の重量級のドローンで安定性を確保するのでしょう。しかしそうすると騒音は大きくなる。ドローンでいくら速く配達されても騒音で他の住民に迷惑やプライバシーの問題が起こる。またドローンをどうやって接岸?させるのかという問題がある。

もともとドローンによる宅配は最初、過疎地域などの土地の広い一軒家の買い物難民向けに考えられていたもので、美浜区という郊外都市部でやることはあまり考えられていなかったのではないだろうか?
ドローン宅配仕様のマンションとなるとベランダに荷物を引っ掛けて受け取るキャッチャーのようなものをつけるのだろうか。
ドローンが接岸するときは通常今まで考える必要のなかったベランダのプライバシー問題も出てくる。こういった諸々の問題をクリアしてさらにコストの問題が出てくる。無人で動かすとはいえおそらく100万円はくだらない機体で10キロ程度までの荷物を一個口運んでどれくらいの送料をもらえば利益が出るのだろう。100万円の軽バンで一日100個配達するのとくらべてどうだろう。ドローンの一回の配達が往復30分で完了するとしたら1日10時間稼働しても20個しか運べない。まぁこれでフード宅配が15分で届けばお金持ちが使うかもしれない。使われるとしても当面はプレミアムサービスだと思う。

ざっと挙げただけでも課題は多いが、こういう高度なレベルのものを実現できるようならば要素技術も上がってさらに別の産業応用にも弾みがつくだろう。
まずはどんな実験が行われるか楽しみである。

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